ストリートナンパ②

家にいるのももったいないので散歩がてらナンパをしに行くことにした。

 

1 適当に喋るつもりが思ったより長くなってしまう。恋愛の話なんかも一通り真面目にやって番ゲ。この辺のトークはもう少し後のフェーズにとっておいてもいいのだが、嫌われたらそこで死ぬので、持っている手札は全て切っていく方針でしっかりと和む。思ったより長くなった。

 

2 オープンは割と良かったと思うのだが、その後あまり上手に会話を回せず、お互いのテンションも何となく下がり放流。具体的なエピソードトークができない場面は難しい。

 

3 歩調を合わせると警戒されてそのまま足早に去っていく案件。地蔵。

 

4 向かい合わせの体制で直面したことにビビる、地蔵。多分路上のゴミくらいにしか思われていない。

 

5 ガンシカ。多分ゴミ捨て場のゴミくらいにしか思われていない。

 

疲れてきたのでこの辺でさっさと帰宅することにした。

 

できるだけ他人の迷惑にならない範囲でということを前提で、軽く出て軽くナンパをすることを習慣にしていきたい。

 

どうしてもミナミ近辺でナンパをすることが多くなるのだけれど、この辺を歩いているいかにも夜系です、みたいな女の子はどうしても強い。

 

どこに知り合いとか店の人がいるかわからないので、トラブルになっても嫌だな、と尻込みしてしまう部分も正直ある。絶対に攻略しなくてはいけない部分でもない(というか今更そんなものはない)ので別に無理しなくてもいいのだけれど、それはそれで少し寂しい気持ちにもなる。

 

多分僕はこれからも尻込みしながらガンシカされていくのだろうし、きっとそれはそれでいいのだ。

 

追記

6 某友人と一瞬会うために街の雑踏の中に引き返す。彼に暫しの別れを告げ、タバコを吸いながらたまたま横にいた女の子と話す。彼のことをダシにして番ゲ。僕はこの金髪のことをレオンと呼ぶことにする。